2012年3月15日 前歯部抜歯即時インプラント 39歳女性
前歯が折れて来院された患者さんの症例です。左の前歯が根っこから折れてこられました。
↑ 手術当日まず折れた根を取り除きます。周りの組織にダメージを与えないように
ピエゾサージェリー
(超音波切削器具)により、抜歯を行いました。
↑ 抜けたところです。
↑ 抜いた歯です。
↑ 抜いた後に、インプラントを入れます。抜いた歯の痕にドリルが流されるので、ドリル操作が
非常に難しいです。ピエゾを使用することにより、意図した方向にインプラントを埋める事ができ ます。理想的な方向にインプラントが入っています。方向に狂いがあると、美しい歯を入れる事 ができません。
↑ インプラントと抜歯した空隙の間に、人工骨とコラーゲン線維を入れて、インプラント周囲に骨や 歯ぐきを造成します。
↑ 手術後は、最後に仮の歯を入れます。治療中も歯がなくなることはありません。この状態で
傷口の治りを待って最終的にセラミックの歯を入れます。
翌日、消毒に来院されましたが、ほとんど痛みといった痛みは無かったそうです。
↑ 半年後 歯ぐきの傷もきれいに治りました。歯を作ります。
↑ 正確な型を取る為の器具を取り付けています。
↑ 綺麗に仕上がりました。歯ぐきのラインもそろっています。
↑ レントゲンです。骨の中にインプラントが入っています。